偏差値は40前後、英語は超苦手何からはじめたら良いのか全く分からない人
「英語は中学生の時から苦手で高校英語はさっぱり、でも有名私立、国立大学に行きたい。超基礎からやり直したい。具体的な大学受験の勉強方法や参考書を知りたい。」
こういった悩みを持たれている学生に偏差値40以下から50近くまで引き上げる大学受験勉強の手順や参考書をお伝えします。超基礎になります。
私は東京都内でオンライン家庭教師をしております。偏差値43~46の公立高校と偏差値46~53の公立高校の二人を関西大学に導きました。その大学受験のノウハウを世の中の高校生にお伝えしたいと思います。2018年からオンライン家庭教師のサービスをはじめたので実績はこの二人しかいません。二人の願う第一志望に見事受からせることに成功しました。英語の偏差値は最終的には偏差値65を超えていました。当初はbe動詞の使い方もままならないような生徒で英語は超苦手でしたが、超基礎からやり直し、素直に私の指導を聞いてくれて、実行してくれたのが唯一の救いでした。高校2年生の1月から指導が始まり約1年必死に頑張ってくれました。では、どんな勉強法でどんな参考書を使ったのかを紹介していきたいと思います。徹底した超基礎の反復になります。
◆まずは自分を洗脳すべし
偏差値の低い高校生は受験をはじめる前から自分の限界を決めてしまっています。まずはそれをなくしましょう。あなたのいる高校では有名私立大学、国立大学に行くには学年で5人もいないとします。その実績とあなたの合格可能性は独立しています。行きたい大学が決まれば一心不乱に猛進です。あなたは物語の主人公なのです。心理学でアファメーションという自分の潜在意識をコントロールする技があります。いわば、自分で自分を洗脳するのです。私は生徒に毎朝、毎晩、「私は関西大学に合格している」と言いなさいと指導していました。段々生徒が関西大学にいくものだと、それが当たり前だ、当然の目標だという風に変わっていきました。最初は友達に言うのが恥ずかしい、笑われるなど言っていたのですが、指導して2ヶ月目あたりからすっかり変わっていました。合格への大切な一歩目です。
◆自己学習型人間になれ
分からない問題があるとすぐに先生に頼る生徒がいます。このような生徒は全く成績は伸びません。なぜなら塾以外での勉強が一切できないからです。教えてくれる人がいなくても自分で勉強する習慣を身につけましょう。それには超基礎の徹底が必要になります。すぐに先生に教えを乞う生徒は問題の解説を読む力が欠如しているのです。超基礎があれば、解説の内容を読み込み、理解することが可能です。その状態を作らなければ大学受験が成功することはないでしょう。ちなみに超基礎の問題集の解説は日本語と根気があれば必ず理解できるようになっています。なのでこの記事を読んでくれたあなたは今日から自己学習型に切り替えましょう。
◆英語を制すは受験を制す
英語を制すは受験を制す、これは何十年も前から言われてる受験の神ワードです。英語は学習量が多いので膨大な時間を要します。とにかく覚えないといけない項目が多いのです。英語が弱い受験生はほぼ失敗します。しかし、一度成績が上がってしまえば最も安定する科目でもあります。英語が得意な生徒はものすごい確率で第一志望に合格します。何より英語に受験勉強の時間を割きましょう。
◆中学英語と超基礎単語の重要性
得意科目は?と質問されて即座に英語と答えられないのであれば、中学英語からやり直しましょう。これは間違いありません。高校1年生の内容からやっても成績はなかなか伸びないでしょう。また、英語が苦手な受験生にもう一つ確実に当てはまるのが単語力不足です。中学レベルの文法と単語からやり直して、超基礎の土台を作り、二次関数のグラフのように英語を伸ばしましょう。ちなみに私の生徒二人とも中学レベルから徹底的にやり直しました。
◆超基礎作りの為の参考書
まずは1.5ヶ月で下記参考書をやり抜きましょう。
・中学英語レベル別問題集「0」,「1」,「2」,「3」
各3周ずつ。もちろん3周しても分からない場合+1周していく。
・速読英単語入門編
50%は暗記できている状態。半分まで覚えるという意味ではなく、単語帳の中の単語全てテストした場合、半分以上は正解できるという状態。最後までやり抜いて、何周も何周もするという意味。※毎日3つ~5つ長文は音読する
次に1.5カ月で下記参考書をやり抜きます
・英文法レベル別問題集「1」「2」「3」
・英語長文レベル別問題集「1」「2」
・英語長文ハイパートレーニングレベル「1」超基礎編
・やっておきたい英語長文300
各3周つ。もちろん3周しても分からない場合+1周していく。
・速読英単語入門編
95%以上は暗記できている状態。※毎日3つ~5つ長文は音読する