お気に入り革靴に傷が!!だけど、修理に出すと高いし、革靴の傷のケアが分からない人「革靴の傷を補修する方法を知りたい。どんなアイテムを使えばいいのかな?具体的な方法を知りたいです」
こういった疑問に答えます。
目次
本記事の内容
革靴の傷を補修に必要な4アイテム
革靴の傷を補修する6ステップ
この記事を書いてる私は大学生の時に革靴屋さんで4年間働き、革靴愛しはじめて約10年。当時に手に入れられことのできなかったお気に入りの革靴も二桁になりました。
今回の記事はかなり初心者向けでして、テーマは「革靴の傷の修復方法」です。
すんごい基礎になるのですが、意外と知らない人が多いのです。(そりゃそうですよね、百貨店の人とかでも言ってくれないですから)革靴に傷がついてしまうのはビジネスマンの営業の方など特に多いのではないでしょうか。是非とも習得してください。
※内容はとても簡単なので、3分くらいでサクッと理解できます。
革靴の補修に必要なアイテムは4つ
・汚れ落とし
・レザーローション
・補色セット
・やすり
革靴の傷を補修する6ステップ
・汚れを取る
・ささくれを取る
・傷を埋める
・やすりで均す
・補色クリームを塗る
・やすりで風合いをつくる
①天然ゴムで汚れを取り除く
液状クリーナーで古いクリームを落とし、天然ゴムで汚れを取り除く。踵などの黒い汚れは歩行時に反対の足のソールで擦ってできることが多い。天然ゴムを使うと油分が抜けてしまうので仕上げの乳化性クリームは必須です。
②ささくれを取る
キズの方向性に合わせて紙ヤスリを掛け、ささくれを取る。指で直に触れてざらつきを感じなければ、完了。古いクリームや汚れを落とすクリーナーの作業同様、後の工程に響くので時間の許す限り丁寧に行いたい
③傷を埋める
深い傷は革靴修用パテで埋める。厚塗りすると渇きにくいので注意。埋め終わったら10分ほど乾燥させた後、水拭きをして余分なパテを除去する。ささくれを取る時同様、じっくりと時間をかけたい作業だ。
④ヤスリで均す
表面が固まったのを確認したら紙ヤスリで均そう。補色をする際の土台となるため、慎重に作業を進めていきたい。指先に力を入れずに指の自重だけで弧を描くように。乳化性クリームなどを塗布する要領。
⑤補色クリームを塗る
クリームをパレットに出し、水を絡めながら色を調合しよう。実際の革の色より若干薄めがいい。濃い色の修正が難しいが、薄い分には乳化性クリームでも補色できるからだ。はじめに踵など目立たない部分で色合いを確認すること。
⑥ヤスリで銀面の風合いに
クリームを塗り終えたら、5分ほど乾燥させた後に軽くヤスリを掛ける。着色料はそのままだとのっぺりした印象だが、ヤスリを掛けることで銀面のような風合いが生まれる。仕上げに同色の乳化性クリームを塗りこもう。
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というわけで今回は以上です。今回の記事内容は、基本だけど、めっちゃ重要なので、ぜひぜひ、まわりの友達にも教えてあげてくださいませ。