グリースは、髪にツヤを出しウェット感を持たせる整髪料です。ジェルのようなハードさはないので、後からスタイルを変えられます。
簡単に濡れツヤ髪がキマるグリースの特徴や、プラスアルファな使い方について紹介します。
目次
ヘアスタイリングにグリースがおすすめな理由
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整髪料にはジェルやフォーム・ミストなど色々ありますが、グリースの特徴は濡れた髪に直接つけて濡れツヤ髪を維持しやすいところです。
グリースは水溶性なので、洗い流しやすいメリットもあります。ツヤ感をだすスタイリング料にはジェルもありますけど、ジェルは濡れ髪に使いますが、グリースなら乾いた髪でも使えてカッチリ固めすぎないソフトな仕上げにもできます。
グリースを使うと、少し長めのへアルタイルでも髪がまとまりやすいのも魅力です。
そんなグリースのおすすめポイントを、3つ紹介します。
グリースのおすすめポイント①ヘアスタイルを変えやすい
グリースは水分の多いゼリー状のため、髪にクシャクシャっと馴染ませるだけと、とても使いやすいです。ラフにキメたいならそのまま手でスタイリングしてもいいですが、馴染ませたあとコームで整えれば、トラッドなヘアスタイルにもできます。
グリースがワックスやジェルと大きく違うのは時間がたっても固まらいところです。仕事中はトラッドに、アフターファイブはラフにと、グリースならスタイルを変えて楽しめます。
同じ濡れツヤ髪でもシーンによってヘアスタイルを変えやすいので、グリースはおすすめなのです。
グリースのおすすめポイント②動きのあるスタイリングができる
ボリュームをおさえたタイトな仕上がりにするのにはジェルが向いていますが、動きのあるヘアスタイルにするのには不向きです。グリースは水分が多いこともあって、クセを活かした動きのある髪型にしやすいです。
ウェーブを出したい部分に多めにつけると、キレイに毛流れを出してツヤ感もアップします。
グリースを使うと、ボリュームをもたせたヘアスタイルで動きをつけながら濡れツヤ髪にできるのです。
グリースのおすすめポイント③パサつきをおさえるのにGOOD
寝起きのボサボサ・パサつき感が気になるならグリースが役に立ちます。
パサつきやクセを抑えるのにグリースを使うなら、通常よりも量はひかえめで後ろから前に向けてつけるのがベストです。
ミディアムショートなら、そら豆2個ぶんくらいを手に取って両手全体に広げてからつけると、ムラなくのばせて髪全体にツヤを出しやすいです。髪にまんべんなくつけたら手は水で流すだけで済むのもポイント高いです。
髪のクセが強いと、かえってクセ毛が目立ってしまうので、クセを出したくない部分には薄くつけるのをおすすめします。
グリースにおすすめなミックス法
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グリースはヘアスタイリング初心者にも使いやすい整髪料ですが、ほかの整髪料をプラスすると、より使い勝手がよくなります。グリースでヘアアレンジを楽しむ組み合わせを3つ紹介します。
ホールド感の持続にグリース+ジェルがおすすめ
グリースだけだとホールド感が足りないと思ったら、ジェルと混ぜて使うのもおすすめです。グリース2:ジェルを1で使えば全体的にソフトにまとめつつ髪型をキープできます。
他にも、グリースで髪をまとめてから部分的にジェルでスタイリングするのもおすすめします。前髪や襟足など特にキープしておきたい部分だけにジェルをちょい足しすることで、崩れにくい仕上がりになります。
ハネの演出にはグリース+ワックスがおすすめ
束感やハネを演出するなら、グリースにワックスをプラスするのがおすすめです。
グリース1:ワックス1を混ぜて、物足りないようならワックスの量を増やせばツヤ髪に遊びをつけやすいです。
風の強い日にはグリース+スプレーがおすすめ
グリースだけだとキープ力が足りないと感じたら、スタイリングのあとにキープしたい部分にハードスプレーするのもおすすめです。
部分的なハネ感や毛束を作ったあと、その場所にハードスプレーをしておくとスタイルキープしやすいです。風が強いときなど、髪型をキープしたいときはグリース+スプレーが手早くスタイリングできて便利です。
グリースを活用して濡れツヤ髪に
グリースは油分の多いジェルよりも軽く、自然なツヤ感で濡れ髪を演出できます。水溶性のためグリースは手についても洗い流しやすく、忙しい朝でも使いやすい魅力があります。
つけたあとサラッとしていて固まらないので、オンとオフでへアルタイルを変えるときにもグリースは便利です。そして、髪質やヘアスタイルによって、ジェルやワックスと混ぜることで使い方の幅も広がります。軽めに仕上げたいときはグリースは水溶性なので水になじみやすいため、水で薄めてからツヤを出したい部分に使うこともできます。
グリースを使うときの注意点は次の2つです。
◆適量を手に取ったら両手全体に広げる
◆後ろの首の根元から前に向かってのばす
清潔感のある濡れツヤ髪はモテるポイントとしても注目されているので、グリースを活用して欲しいです。