ここではおすすめのスマートリモコンをご紹介します。
どのスマートリモコンにしようか悩んでいる方は必見です。
目次
スマートリモコンは「万能リモコン」
スマートリモコンとはそもそもどういうものかご説明します。
一言で言うと、「これ1つで複数家電を操作できる万能リモコン」です。
あらゆる赤外線リモコンを端末に覚え込ますことが可能で、スマートフォンやスマートスピーカーからリモコンを操作できます。
スマートリモコンでできること
以下のことができます。
- 複数のリモコンのスマホアプリへの集約
- 外出先からの家電操作
- 一般家電のスマート化(スマートスピーカによる操作)
例えば、具体的なシーンとして、以下のようなことができます。
- 家に帰る前にエアコンをつけておく
- 家電の消し忘れへの対処
- 家電を一括でオンオフしたい
- 家電を音声操作したい
数千円のスマートリモコンを1つ導入するだけで、上記に記載のような、ちょっと未来的なことが簡単にできるようになります。
スマートリモコンの注意点
こんな便利で近未来的なスマートリモコンですが、注意点が3点あります。
- 部屋をまたいでの使用は出来ない
- 非対応の家電もある
- 電源を繋いでおく必要がある
部屋をまたぐ場合は、部屋数だけスマートリモコンを増やすことで対応可能です。
また、非対応の家電については「Google検索」することで調べることが出来ます。
最後に、電源に常時繋いでおく必要があるので、電源の確保を注意しましょう。
スマートリモコンの選び方で重要なポイントは5つ
スマートリモコンを検討する前に、重要なポイントや選定基準など、評価軸を掲載します。
①スマートスピーカー連携に対応しているか
Amazon EchoやGoogle Homeに代表される「スマートスピーカー」と組み合わせるととても便利です。
スマートスピーカーに話しかけるだけで部屋にあるテレビやエアコンの操作が可能です。
リモコンやスマートフォンを探して操作する手間なく、ただ「エアコンをつけて」と言をいうだけで、操作可能となります。
未来的で、まさにスマートホームな仕組みです。
②デザイン・スペックが優れているか
スマートリモコンは、その特性上部屋の比較的目立つ位置に常設しておくものです。
なので、気に入ったデザインでないとインテリアにも影響を及ぼします。
直感的に操作性できるか否か、アプリのUIが洗練されているかもポイントです。
また、本体性能、特に赤外線が届く範囲(照射範囲)が重要です。
スマートリモコンは大抵の場合複数家電に利用されると思いますので、この範囲が大きければ大きいほど、配置に困らなくて済みます。
③プリセットの充実性
スマートリモコンは通常の「学習リモコン」と同様、リモコンのボタンをデバイスに一個一個覚え込ませることで、操作が可能となります。
しかし、リモコンにはボタンがいくつもあるので、一個一個登録していくのは結構手間ですよね。
そこで、スマートリモコンにはプリセット機能というものがあります。これに対応している家電であれば、自動でボタン毎の設定を一気に流し込むことができます。
いちいち学習させるのが面倒くさいという方には、プリセット機能がしっかりしているものを選びましょう。
④各種センサーがあるか
スマートリモコンには、各種センサーを内蔵しているものがあります。
例えば、温度・湿度センサーです。
その時の温度や湿度を確認できるだけでなく、暑くなったらエアコンの温度を自動で下げるといったことも可能になります。
それ以外にも、このセンサーを用いて自動で家電を制御する仕組みづくりができるものまで存在します。
筐体側にセンサーさえ内蔵されていれば、あとはアプリ側の機能追加や外部サービスとの連携といった後要素でできることが増えていくことにもなりますので、将来性という意味でも期待できます。
⑤マクロ機能があるか
マクロ機能とは、複数の手順・ルールをスマートリモコンに記録し、自動的に実行させる仕組みのことを言います。
一例を挙げると、エアコンとテレビと照明を同時につけたいときに便利です。
外出するときに、ボタン1つで家電を一括オフにできたり、帰宅時に外出先からテレビとエアコンと照明を一括オンにしておくことができます。
通常のリモコンは、それぞれの家電専用のものになっているので、スマートリモコンならではの大きな特徴の一つです。
また、マクロ機能に近いのですが、「IFTTT(イフト)」というサービスへの対応状況にも注目です。
このサービスは「もし◯◯であれば、〇〇する」というルールを、各サービスを組み合わせるだけで簡単に作れてしまうものです。
スマートリモコンはこれに対応しているものもあります。
例えば、「もしスマートスピーカーにエアコンの暖房25度に設定して、といったらスマートリモコンで暖房25度に設定する」みたいな細かい設定も可能です。
【おすすめスマートリモコン比較】第3位:eRemote
大きな特徴は、通常のスマートリモコンとしての利用だけでなく、別売で連携できる製品がかなり豊富な点です。
部屋の空気質をモニタリングして、状況に合わせた家電操作が可能となる「eSensor」や、eRemoteと同アプリで操作可能なスマートプラグ:「ePlug」、さらに中々ないカーテンの開閉が可能な「eCurtain」など、非常に多くのラインナップがあり、拡張性に非常に優れています。
実際のスマートリモコン本体の機能性としてはどうでしょうか。
スマートスピーカーとの連携では、Amazon EchoとGoogle Homeに両対応していますが、こちらはいずれも標準のスマートホーム機能を利用したもののみです。ただし、そこまで大きな問題ではありません。
特にAmazon Echoにおいては、スマートホームスキルのエアコンとテレビと照明に対応しているだけでなく、Alexa標準のシーン機能まで利用することができ、eRemote本体のマクロ機能がそのままAlexaで利用できることで、簡単に複数家電の実行の仕組みづくりができることが特徴です。
ちなみにこの製品は、比較的以前から日本発売されており、そのためかeRemote mini/eRemote/eRemote Proの3種のラインナップがあります。
違いを簡単に解説すると以下の通りです。
- eRemote(価格やや高い、温度センサーを内蔵、ACアダプター同梱)
- eRemote Mini(価格安い、温度センサーなし、ACアダプター同梱なし)
- eRemote Pro(価格高い、電流センサー内蔵、エアコンの稼働確認が可能)
欠点としては、センサーの搭載が他社と比べて少なかったり、IFTTTに対応していないなど、スマートリモコン単体としてみると機能性に若干見劣りがする点です。
【おすすめスマートリモコン比較】第2位:RS-WFIREX4
スマートリモコンとして有名なのが、このラトックシステムのRS-WFIREXシリーズです。
壁掛けがよりしやすくなり、赤外線の到達範囲もさらに向上させた新製品、スマート家電リモコン:RS-WFIREX4が2019年1月25日より発売され、充実しています。
この製品は、日本のメーカーが開発しているからか、日本で普及している家電のプリセットが豊富で設定の負担が少ないです。
また、Webマニュアルが非常に充実しており、初期設定にQRコードによるデバイス登録ができるなど、初めてスマートリモコンを手に取る方へはかなり安心な製品です。
さらにマクロ機能もついており、かなりコスパに優れています。
本体も非常にコンパクトなのに、範囲も水平方向360度、垂直方向180度、見通し30mはOKとかなりのカタログスペックです。このように、スマートリモコンの中でも一二を争う家電操作の範囲の広さが大きな特徴です。
おまけに温度・湿度・照度センサーまでついており、介護やペットの見守り用途といったことにも使えます。
さらに大きな点として、スマートスピーカーとの連携設定は、Amazon Echoの場合、スマートホームスキルとカスタムスキルに両方対応。Google Homeの場合、Direct ActionsとConversation Actionsに両方対応しています。
加えて、Amazon Echo連携において、スマートホームスキルのテレビとエアコン向け機能のアップデートに対応してきたり、スマートリモコンでは唯一のSiri対応も果たしたりと流行りのAIアシスタント側への対応もかなり優れています。
この製品は頻繁に有用なアップデートをどんどんしてくる点が好感触です。
唯一欠点というべきは、IFTTT対応やAPI公開がなく、オープン性に欠けるといったところですが、これまで述べてきた機能で十分すぎるとも思います。
【おすすめスマートリモコン比較】第1位:Nature Remo
筐体からアプリまでデザインがとても洗練されています。
全般的に質感はスマートリモコンの中ではかなり高く、他社のものでここまで洗練されているのはないと言っても過言ではありません。
このUX面を非常に意識して作られているように見受けられ、操作性も非常にシンプルかつ直感的で日常利用に不自由しません。
そのため初期設定も簡単です。
特に設定に癖のあるエアコンのプリセットはかなり豊富で、すぐ利用することができます。登録に手間のかかるテレビのプリセットがないことがこれまでの欠点でしたが、それも2018年11月のアップデートで対応しました。
また、赤外線を通しにくい白い素材の筐体のわりに、かなり広範囲に家電を操作することが可能です。
センサーも他社に類を見ないほど豊富に内蔵されています。温度・湿度・照明だけでなく、人感センサーも内蔵されています。これらを利用して、特段の開発を必要とせず家電の自動制御まで可能というのは非常に大きな特徴です。
もちろん流行りのAmazon EchoとGoogle Homeは全ての連携方式に対応しています。加えて、Amazon Echoのスマートホームスキルの各種機能のすべてにいち早く対応してくるなど、AIアシスタントへの追従力が最も高いと言えます。
さらに大きな特徴として、シーン機能やIFTTTにも対応しています。特にIFTTTはGoogle HomeやAmazon Echoと連携できるだけでなく、最近はIFTTT対応しているスマート家電・ガジェットが多くなってきており、このサービスに対応しているだけで他社製品との連携も可能となり、あらゆる仕組みづくりができるので、拡張性はかなり高いです。
さらにさらに、API公開もされています。これによりセンサーが多く内蔵されていることも含めると、自由度の高い仕組みづくりをすることができたり、開発ができる方やそれを苦にしない方には現状これ一択といえるほど。
一方でネックは価格面くらいかなといったところですが、2018年6月に新しく「Nature Remo mini」といった製品も発売されています。
このNature Remo miniのセンサーは温度のみしか対応していませんが、若干お安くなっており、もちろんNature Remoのデザイン性やセンサー以外のすべての機能は継承しています。よって、これまで予算都合でNature Remoを諦めざるを得なかった方でも、廉価版のminiを購入するといった選択肢ができました。
リモコンをまとめるだけなら学習リモコンもおすすめ
学習リモコンとは、テレビ、エアコン、照明機器のリモコンを1にまとめることが出来るリモコンです。
おすすめしたいのがソニーの学習リモコンです。
登録できる機器数は5台で、テレビだけでなく、照明や扇風機にも対応しています。
主要家電をこれ1つで楽に操作できます。
わかりやすい説明書も同梱されており、設定も簡単なので初めての方でも安心です。
スマートホーム化に向けたおすすめ周辺機器
スマートホーム化とは、家の中にある家電がインターネットと繋がることで、便利な生活をすることを指します。
そんなスマートホーム化に欠かせない周辺機器をご紹介します。
おすすめ周辺機器:スマートスピーカー
話しかけるだけで、家電操作が可能になります。
テレビのON/OFFやエアコンの温度調整などの家電の操作だけでなく、音楽再生やアラームのセット、天気やニュースの読み上げも行ってくれます。
GoogleかAmazonがおすすめです。
Amazonを利用する方は、Amazon Echoを、それ以外の方は、Google HOMEをお選びいただくと安心です。
おすすめ周辺機器:スマート電源ボタン
電源の消し忘れ防止に役立ちます。ON/OFFが自由自在です。
部屋の中での操作はもちろん、外出先からの操作も可能です。
おすすめ周辺機器:スマートキー
ドアの形状は選ばす、あらゆるドアロックに対応可能です。
工事も不要で、賃貸住宅にも簡単に取り付けることができます。
ハンズフリーでの解除機能とオートロック機能は便利で、ドアに近づくだけでカギが自動で開いたり、カギの閉め忘れの際にも自動で閉まります。
まとめ
スマートリモコンを購入するなら、
Nature Remoがおすすめです。